勇者青波残映
第1回
〜阪急西宮スタジアム(2004/11/04)〜

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2004年11月04日。
その日は、11月だというのに暖かい。
そして暑がりの私にとっては、暑い。

その日は、学校の遠足で京都にいた。
こんな年になってでも遠足をするのがウチの学校なのです。

それはともかく。
その帰りに解体中の西宮スタジアムを見に行った。

物心が着いた時には、ブレーブスはもちろん、95・96のV2すら終わっていたという私。
もちろん西宮スタジアムは、行った事はない。
初めて行く西宮スタジアムが解体中であるのが残念。一度は試合しているのを見たかった。
ブレーブス色を消したいオリックスは、西宮で試合するつもりがなかったから仕方ないのですが。

とりあえず三塁側の方から見ていく事に。
解体工事中の影響から、遠巻きからしか見られませんでした。

ブレーブスや西宮球場を本などでしか知らない人間でもこれ見ると悲壮感が伝わってきます。
文字と映像でしか分からない阪急ブレーブスの勇者がプレーした球場がなくなるからです。
白亜の宮殿と呼ばれた球場が解体されていきます。

何気なく壊されてる窓ガラス・・・。悲しい。


競輪用の大型ビジョンやナイター用の電灯もすでに撤去されました。
関西テレビの広告があった電灯です。


野球場だけでなく球技場も解体されています。サッカーやアメフトに疎い私は、「球技場もあったんだなぁ」と感じました。


球技場側の工事用の壁に書かれたイラスト。右は、「阪急ブレーブス」、左は、「オリックスブレーブス」だと見えなくもありません。


工事用車両が入った隙に球場内部を撮ることができました。

阪急西宮球場と書かれていた跡。スタジアムに改称したからでしょうか?そしておなじみのコカコーラの看板。


このポールに旗がなびく事はもうない・・・・。


いかがだったでしょうか?
ブレーブスを知らない人間にもこの悲壮感が伝わります。
何度も書きますが、生で見たかったです。

今回の「勇者青波残映」は、画像を13枚も使っています。
一応、圧縮していますが表示スピードが遅くてお怒りの方、ごめんなさい。
「あれもこれも」と優柔不断な管理人が作ったせいです。

解体されつつあるこの球場を見るのは、辛いですが最後まで見届けようと思います。
西宮球場に関する資料コーナー設置まで続編を書く予定です。

追記:解体工事が終わっています。(2005年9月28日)


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